社会福祉法人昴のホームページへようこそ!

 社会福祉法人昴は、平成2年に障害をもつ子どもたちや地域の福祉に思いをよせる多くの人たちとともに設立いたしました。以来私たちが一貫して取り組んできたことは、障害のある人たちが安心して暮らせる地域社会づくりであり、障害の有り無しにかかわらず、ともに支え合い暮らす共生社会の実現でした。
 現在、法人設立時にめざしたサービスや仕組みの多くが、地域の中での多くの人たちとの出逢いによって実現することができてきました。これからも、こうした出逢いを大切にし、ともに暮らすまちの実現に努めていきたいと思います。
 このホームページが更なる出逢いの機会をいただけるよう情報を発信していきたいと思います。

理事長挨拶

「 わかちあう 街、人、笑顔(^^) 〜ともに生き 想いつなぐ やさしい明日へ〜 」

 私たち昴は、1990年4月の法人設立以来、四半世紀以上に亘り‘合い言葉’としてきた「人も 街も もっとやさしく 暮らしを分けあう 優しい街づくりのために」というスローガンを継承しつつ、2016年4月、「わかちあう 街、人、笑顔(^^) 〜ともに生き 想いつなぐ やさしい明日へ〜」という新たな法人のスローガンのもとに次の四半世紀をめざして歩み始めました。
 新たなスローガン、それは、たとえ重い障害があっても一人一人が夢と希望を実現できる社会の実現をめざしたものであり、そのことを通じてこの町で暮らす全ての人にとって安心で快適な共生社会の実現をめざす思いを言葉にしたものです。
 私たちは、障害がある方などの生活や尊厳が守られる成熟した社会の実現と、これまで以上に、そこに暮らす全ての人々が互いに理解し支え合い、ともに生きる人と人とのつながりの実現を願っています。 重い障害のある方一人一人が生きる姿、自由な芸術活動、多彩な音楽などの表現活動、スポーツに打ち込む姿、そして、それらを通じた感動の共有や新しい価値観やコンセンサスを作っていくことが私たちの仕事であり、ともに歩み行く方向だと確信しています。
 しかし、この歩みは決して平穏なものではなく、様々なテクノロジーの進化やグローバル化とともに、テロや格差など一層深刻化する国際社会の問題や超高齢社会における医療・福祉などの社会保障の課題など多くの変化や未曾有の課題に向かっての歩みとなることでしょう。
 また、二度と繰り返してはならない凄惨な事件が起きてしまった今、そうした誤った優生思想やそれが潜む環境、それを許す温床となった意識を前にして、私たちは、守ること、創ること、そして闘う覚悟さえ決意しなければいけない歩みであるとあらためて思っています。
 私たち昴がこれまでも、そしてこれからの歩みの中でも大切にしなければいけないことは、「障害が有るとか無いとか、障害が重いとか軽いとか、もちろん男とか女とかでなく、子どもとか大人とかでもなく、ともに生き暮らす全ての人・・誰もが、‘人としての尊厳’、‘その命’を守られなければいけない」というこの仕事の原点となる「思い」であるとあらためて認識し、その歩みを決意しています。
2016年9月1日  社会福祉法人昴 理事長 澤 守

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